介護サービスをどんどん利用できない方向へ・・・「介護予防」と聞こえはいいけれど。

迫りくる超高齢化社会を前に、介護人材や介護施設の不足、そして高齢者の方たちが介護制度を利用することがますます困難になると様々なメディアで報道されています。

読んでいるだけで暗澹としてくるので、最近はそうした記事を読むのも怖いくらいなのですが、今日もネットで「安倍首相が『介護予防』という見解を打ち出し、高齢者が介護施設を利用できないようにする体制を事実上、促進しようとしている」といった旨の記事を見つけました。

高齢者の自立支援、介護予防と、最近確かに政権が喧しいイメージです。しかしこれまで、高齢者が自分の健康を維持できるように支援するならいいことじゃないかな?とか、そもそも介護が必要にならないように健康を保つ心がけは大事じゃないかな、と軽く考えていました。

しかし実際に記事を読んでみると事態は生易しいものではなく、介護保険財政のあまりの厳しさに、高齢者が利用できる介護制度を国がどんどん利用できなくしようとしているらしいことがわかりました。

介護施設などを利用できる基準がどんどん引き上げられ、介護施設に入れなくても、実際には在宅介護は不可能だというお年寄りが、これから爆発的に増えることが予想されるのだそうです。

お金がないと老人ホームに入れない

特別養護老人ホームに行けなければ民間のホームに行くしかありませんが、そもそも裕福な人ばかりではありません。そうなればどうするのか、お金がない人はのたれ死ぬしかない事態がすぐそこまで迫っているのか・・・正直、めまいがしました。

団塊の世代は75歳を迎えるのは2025年ですが、その山を越えてもその後もますます介護を取り巻く状況は厳しくなり続けるでしょう。今でさえ、老々介護や認認介護などで疲弊する人が増加の一途をたどっているのに、団塊ジュニア世代である私などが老齢となったころにはどんな社会になっているのか想像もつきません。

国の無策のために、おぞましい老後を余儀なくされる国民の無念を、いったいどれほどの為政者が理解しているのでしょうか。真面目に生きてきても、人間の尊厳を保てない老後を押し付けられるなんて嫌だ、と心から思いました。

千葉老人ホーム有料介護施設

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